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膝の上

モジャです。

 

今日は雨です。

 

強くなるという予報も出ているので、気を付けて塾に来てください。

 

 

昨日は金曜日。

 

モジャは、食事時間が終われば5年生に付きっきりになる日です。

 

社会の授業でプリントをやり残した子たちの相手をします。

 

最後の一人までやりきるを見届けます。

 

社会が終われば、タケちゃんが見守る理科の暗記に移っていきます。

 

 

理科の勉強を終えれば

 

帰り始める子や

 

モジャのいる教室に戻ってきて社会のプリントをやり直したり

 

それぞれの時間を過ごします。

 

 

昨日は、勉強を終えて

 

ずっと私の膝に座り続ける子たちがいました。

 

迎えが来るまでの間と言い

 

ずっと座っていました。

 

毎年、何人かはそういう甘えてくる子はいるものです。

 

 

受験科5年生といっても10歳、11歳の子供です。

 

どこかで甘えられる存在は必要なのでしょう。

 

甘えたい子に、厳しさだけ与えていては、

 

いつか壊れてしまいます。

 

 

勉強したり、おしゃべりしたりして

 

塾での時間を過ごすうちに

 

だんだんと塾に通うということが

 

当たり前の日常に溶け込んでくる。

 

 

そして、勉強をするという行為も

 

いつもの日常になって

 

自らの意思で勉強に向かっていけるようになるものです。

 

 

 

何年生なんて関係なく

 

子供たちを見ていれば

 

一人ひとりが違って、本当に個性豊かです。

 

 

成長するスピードも違いますし、

 

意識が変わるタイミングも違う。

 

 

 

入試までの時間は短いようで長い。

 

成績が良い子でも

 

いろいろな悩みは出てくるものです。

 

 

這えば立て立てば歩めの親心と言いますし、

 

何かができるようになれば

 

他の所に目が向き

 

じれったく感じる時も出てきます。

 

 

間違っていることをしているときには、

 

叱ることも大事です。

 

 

 

ですが、時に見守ることも必要です。

 

そういう存在がいることで、子供たちは安心して勉強にむかっていけるようになるからです。

 

 

卒業生が塾に来て

 

有名私立大学やら国立大学に進学したとか

 

有名企業に就職したなんて話をしに来てくれますが、

 

中には、よく膝の上に座っていた子もいます。

 

 

子供というのは、いつの間にか成長していくものです。

 

 

心配しすぎず、どしっと構えて、愛してあげてください。

 

どうしても心配な時は

 

塾に連絡してください。

 

 

いつでもすぐに

 

というわけにはいかない時もありますが、

 

時間は可能な限り取りますので。

 

 

最後に

 

昨日、私の膝に座り続けた子たちには、

 

ぜひとも今日のテストを頑張っていただきたい。

 

モジャの両足の犠牲が無駄にならないように(笑)。