モジャです。
今回は、漢字と国語知識の重要性について書いていきます。
RONでは、模試を受け始めるは9月からです。
ですが、中には今の時期から模試を受ける子もいます。
今年も2人の子が受けていました。
国語の結果は、2人とも◎。
模試の結果を見てみると、漢字や知識の分野がほぼ満点でした。
6年生のはじめごろは、正直、5割ぐらいがやっとの子たちでした。
ですが、この数か月で成長し、特に4月はぐいぐい伸びているのを感じています。
この2人は、毎週の国語知識をしっかりと勉強し続けていた子たちです。
その成果でしょう。
文章問題にも、その影響が出ています。
RONでは、文章問題と国語知識の時間を分けています。
それは、国語知識が大事な分野だからです。
入試問題において漢字は確実に出てきます。
配点の割合は1割から2割くらいです。
100点満点の試験なら漢字で10点、もしくは20点が手に入るというわけです。
入試問題の合格ラインがおよそ60点ぐらいですから、
漢字で満点が取れれば、文章問題を半分ぐらい正解すれば合格が見えてくることになります。
もし、漢字が0点であれば、残りの文章問題で60点分を取る必要があります。
漢字の配点が10点なら文章問題で90点中60点、
漢字の配点が20点なら文章問題で80点中60点となります。
いずれも漢字が満点だった時より、文章問題での必要な得点が10点から20点増える事になります。
実際は、漢字が0点というのはほとんどありませんが、
十分に勉強した子とそうでない子では、点数に差がつきます。
その差を、文章問題で埋めなくてはいけません。
入学試験において合格、不合格を分けるのは、あくまで点数ですから、
合格ラインを1点でも下回れば、合格はできなくなります。
漢字でとる1点も、記述でとる1点も同じ1点です。
国語が苦手な子ほど、漢字や知識は勉強するべきでしょう。
なぜ、こういったことを書くかというと、
6年生の中に、漢字や国語知識の勉強を後回しにしている子がいるからです。
もちろん、先日の面談でも伝えましたが、
改めて、その重要性を知ってほしい。
また、漢字や知識は、もう一つの文章問題の結果に大きく影響する効能があります。
明日は、そのもう一つの漢字、知識の効能について書こうと思います。
明日の国語は、法政二中です。