モジャです。
最近、国語の問題について6年生から質問を受けます。
「明日はどんな問題が出るの」と
その質問を受けた時は、まだ出す問題を決めていないことが良くあるので、
逆に彼らに「どんな問題がいい?」と聞き返します。
6年生のはじめの頃は、
「簡単なの~」
「面白い文章~」
なんて答えていました。
ですが、今では
「偏差値60クラスの問題」とか
「一度、すごく難しい問題をやってみたい」
なんて言っています。
彼ら、彼女らの言葉を聞いていると
よほどの自信があるのかと思うかもしれませんが、
決して毎回のように8割、9割なんて高得点をとって
国語が常に調子が言い訳ではありません。
点数がいい時もあれば
納得する点数が取れない時もありました。
友達とも点数を比べたりしていた時も、
あと1点で負けたりして悔しい思いをしたこともあったはずです。
それでも気持ちを腐らせず
次を頑張るという意気込みで向かうようになってきました。
今の6年生たちを見ていて思うのは、
彼ら、彼女たちの一番の強みはそういったところにあるのだということです。
過去の一度や二度の失敗でくじけず、
新しい問題に向かっていく気持ちを持っているということです。
点数だけで子供たちを判断していたら
きっと、今の形にはならなかったでしょう。
点数に反映されない成長を認めてあげてきたことが
未来に向かっていく強い気持ちを育てたのだと思います。
月曜日は国語補講です。
問題に向かい、また一つ成長していきましょう。
解説が終われば、
社会のクイズ大会で楽しみましょうね。