モジャです。
昨日の続きです。
本で書かれていたのは、
脳は変わらないものを長期記憶として覚えていく性質があるということです。
日々、繰り返し続けるものや、
様々なシチュエーションを体験する中で、同じ結果になるものを覚えていくのです。
いままで授業の解説で書き、
小テストで書き、
演習プリントで繰り返し、
確認テストでも書いてきました。
そして、夏の講習でも同じことを繰り返してきました。
覚える時間が短くても結果が出るのは、
繰り返してきたことで、脳に残りやすくなったからでしょう。
国語でも言えることです。
いくつもの文章を読む中で、
良く出てくる言葉を覚え、文章を読み取ることができるようになるのです。
昨日の授業でも伝えましたが、
たくさんの問題を何度も繰り返していくと、
設問の冒頭部分を読むだけで、ある程度答えが浮かんでくる状態になれます。
答えは何だろうと考えることもなく、
正解が頭に浮かんでくるのです。
まるで、からだが覚えているような反応を見せるのです。
過去には、
たくさんの入試問題を解くうちに
鴎友学園の問題を15分で解き終え、正解率9割という子もいました。
これからも、
基礎の確認はしていきますが、
9月からは、社会も入試問題演習を本格的に進めていきます。
最初は、答えが思いつかない問題がいくつも出てくるでしょう。
ですが、入試問題を多く解いていく中で、
必ず同じような問題が出てきます。
解説でも、ポイントとなる部分を何度も言っていきます。
そして、この繰り返しの中で、
脳に深く、深く刻み込まれていくのです。
そして、正しい知識が身に付けば、
考えられることの幅が広がっていき、
応用も効くようになります。
ただ、注意しなくてはいけないことがあります。
それは、表面的にこなすだけでは頭に残りづらいということです。
しっかりと、理解しようと集中する必要があるのです。
できるようになろうと
できるようになりたいと意識しながらやるのです。
時には、苦しい時もあります。
ですが、そこを乗り越える事で本当の学力が身につくのです。
もうひとつ上の段階を目指して、頑張っていきましょう。
月曜日の予定です。
6年生の社会は、歴史のテストです。
5年生は、算数と国語の授業です。