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エネルギーの使い方

モジャです。

 

夏期講習が終わり、通常授業が開始されて2日目。

 

5年生も6年生も、少しだけ時間割が変わっています。

 

少し戸惑いを覚える生徒もいましたが、

 

すぐに慣れてくれると思います。

 

 

 

さて、入試まで150日を切りました。

 

これから受験までの「時間 」というのは、

 

本当に貴重なものになってきます。

 

大事に大事に使っていかなくてはいけません。

 

 

中学受験をする子たちは、

 

学校生活に、友達関係、そして塾と、

 

いろいろなものにエネルギーを使っているはずです。

 

 

きっと疲れることもあるでしょう。

 

体力が豊富で、すべてに全力を注いでも

 

疲れることもなく、集中力が寝る前まで途切れないという子は、

 

稀だと思います。

 

だからこそ、効率的にエネルギーを使う必要があるのです。

 

 

ただ、効率的に日々を過ごせというと、何かで手を抜くと考える子もいますが、

 

モジャが言いたいのは、そういうことではありません。

 

 

最も言いたのは、

 

今、自分がしたいことに、最もエネルギーを注げということです。

 

自分の目標を明確にもって、そこにエネルギーを最大限に注ごうとしていれば、

 

それ以外のことにもメリハリがつくはずです。

 

 

塾に通い、中学受験をすると決めているなら、

 

その願いをかなえるために全力でエネルギーを注ぐべきです。

 

 

もちろん、

 

中には楽したいとか、もっと遊びたいと考える子もいるでしょう。

 

そういった考えもすべて否定しません。

 

 

ただ、申し訳ないけど、

 

日々の授業をなんとなく過ごすだけなら、

 

その行動通りの結果が出てしまいます。

 

 

最近の中学受験は、

 

首都圏で少しずつ受験率が上がり、

 

受験校への人気も集まりやすくなっています。

 

自分が入りたいと思う学校へは、

 

当然、ほかの多くの子たちも入学を希望しています。

 

 

こう書くと、不安をあおり、気持ちを急かされるかもしれません。

 

 

でも、同じ教室の中でも頑張っている子たちを見てください。

 

きっと、普段からすごいなぁと思って見ているかもしれませんが、

 

その子たちが不安におびえ、苦しいものに耐えるように

 

日々を過ごしているように見えるでしょうか。

 

 

私には、そうは見えません。

 

 

授業の合間には、飛んだり跳ねたりして、

 

飴ちゃん頂戴と言いながら、

 

床のカーペットに寝転がったりしていますし、

 

毎日、笑っています。

 

そして、授業に入れば、真剣に向かい続けています。

 

 

何で、結果を出しながらも

 

あんなに楽しそうにしていられるか。

 

 

それは、自分の目標に全力で向かっているからです。

 

何かを成し遂げようと行動していれば、

 

疲れることもありますし、

 

思うような結果が出ない時もあります。

 

 

でも、自分で「やる」と決めて、全力で向かっているならば、

 

それらすべてが苦痛にならず、楽しむことができるのです。

 

 

夏にロンちゃんからハチマキをもらったと思います。

 

それを見て、自分の目標を思い出してください。

 

そして、どうすれば、その目標に近づけるのか考えてみてください。

 

自分の苦手を克服するためにどうするべきか考えるのです。

 

 

昨日、

 

確認テストの範囲ではない地理のプリントをもらいに来た子がしました。

 

苦手な国語のアドバイスを聞きに来た子もいます。

 

そして、自分で決めた勉強を授業後も続ける子もいました。

 

 

その一方で、迎えを待つ間、遊んでいる子もいました。

 

その時間、エネルギーは、もったいなくありませんか?

 

 

確かに、10分ぐらいの短い時間かもしれません。

 

ですが、積み重ねれば、6日で1時間になりますし、

 

受験までの日数で考えれば、1490分、つまり、一日と50分になります。

 

有効に使っていきましょう。

 

 

でも、時には息抜きしたいと思うこともあるでしょう。

 

迎えを待つ間に、おしゃべりしたいという時もあるでしょう。

 

ですが、それをするなら、だれもいない教室でしてください。

 

自分が頑張っているときにうるさくされたら、気が散るでしょう。

 

そういう気づかいも大事です。

 

 

情けは人の為ならずとも言いますし、

 

きっと自分にもいいこととして返ってきますよ。

 

皆で、それぞれの目標に向かって頑張っていきましょう。