モジャです。
授業終わりごろでしょうか。
書き込まれた表を見て、「すごーい」と素直を感心している子たちがいました。
その一方で、「そんなに早くやるものじゃないだろう」と疑問を持つ子もいました。
確かに、この疑問を持つことに納得は出来ます。
早くプリントを終わらせても、正誤の確認や復習がおろそかでは学習効果も薄いでしょう。
でも、だからと言って、
「言われたペース通りにやるのが絶対正しいのか」というのも疑問が残ります。
まだまだ勉強する余力があるのに勉強を止めてしまうのは、
手抜きとも言えてしまうことがあるからです。
では、どちらが正解なのか。
おそらく、どちらか一方が正解で、もう一方は間違いなんてことはないのでしょう。
例えば、言われたペース分終えた後、余力をほかの勉強にまわす子がいた場合です。
その子に対して、手を抜いているとは言えないはずです。
そもそも、授業中のプリント演習でさえ、進む速度はそれぞれです。
得意な教科や単元は早く終わらせられますが、
苦手な範囲だと時間がかかるではありませんか。
大事なことは、それぞれが精一杯やっているのか。
これに尽きると思います。
学力を伸ばす。
この上で、一番悪い対処は、何もしないということです。
成績が伸びた、学力が上がったと言うことはありますが、
これらは突き詰めれば、そういう状態に変化したということです。
現状を変えるからこそ、結果も変わってくるのです。
最初の変化は小さくても、
続けていけば、大きく変われるはずです。
「変われる」と自分自身を信じて、
一歩ずつ頑張っていきましょう。