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夏期講習 8日目

モジャです。

 

昨日の社会の入試問題は、少し凝った出題をするものにしてみました。

 

問題を見て、その意図をすぐに読み取れた子もいれば、

 

「こんなの習ってないよ」という子もいました。

 

直ぐに、問題の意図が読めた子たちは、

 

問題と自分の中に培ってきた知識を照らし合わせながら答えにたどり着こうとすることが、

 

でき始めているようです。

 

それとは逆に、「習っていない」といった子の多くは、

 

まだまだ、答えは何かという思考から抜け出しきれていないのです。

 

単純な問題ならまだしも、模試や入試問題に取り組んだ時に、

 

すべての問題に対して、100%の自信を持って答えることができるのは稀なことです。

 

自分の知識を総動員して、答えの可能性が高いものを選んでいく。

 

この行為を繰り返していく中で、正解したり、間違えたりしながら、

 

その精度を高めていった結果として、得点力の向上していくのです。

 

 

入試問題の解説をする際、必ず、なぜ正解と言えるのか、

 

なぜ間違っていると判断できるかと質問しているのは、

 

その答えを選ぶ精度を引き上げるための練習なんです。

 

知識を覚えることの最初の一歩は、言葉をそのまま覚えることで良いと思いますが、

 

そこで終わらせてはいけません。

 

問題や繰り返し覚えなおす中で、意味あるものにしていかなくてはいけません。

 

昨日の帰り際、ある生徒が、西廻り航路と東廻り航路がごっちゃになると言って、

 

白板に日本地図を描き、そこに航路を書き込んでいました。

 

そして、日本の西側を進むから西廻り、東側に行くから東廻りと

 

自分なりにイメージしていることを形にしていました。

 

そういう風に、自分なりにイメージしながら、一つ一つの知識を吸収するように意識していけば、

 

きっと問題の答えがすぐにわからなくても、答えにたどり着くことができるはずです。

 

歴史の人物名も日本の都市名も、ただの記号ではありません。

 

自分なりのイメージを持って覚えるようにしていきましょう。

 

そのイメージが固まるように、これからも解説では質問をしていきますよ。

 

 

さて、5年生は、地理の復習とテストに向けての演習です。

 

6年生は、小テストと入試問題演習に、明日に向けての演習です。

 

小テストと言っても、確認テストと意味合いは変わりません。

 

どちらも大事な鍛錬です。

 

出来る限り頑張って挑みましょう。

 

では、今日も頑張っていきましょう。