モジャです。
昨日の国語のテーマは、「個性」でした。
「個性」というのは、自分はこうしたい、あれはしたくないなどの「わがまま」とは違うことなどが書かれていました。
そこには、国語の文章問題にも共通することが込められていました。
国語の文章の読み取りや答えは、
問題に取り組む個人の思いではなく、大勢の人が読んで考えることに基づいています。
つまり、自分が考えたことだけを優先していると、答えから遠のいていくということです。
このことは、言われなくてもわかっているという子が多いと思います。
そこで、もう一つのポイントです。
国語の文章問題の答えは、
文章の内容に詳しくない人が読んでも、明確なイメージを持てるものが望ましいということです。
物語の記述式の問題なら、感情の部分だけ答えるのではなく、
「誰の」である主語などを意識して書くことがそれにあたります。
また、昨日の問題にいい例題がありました。
「落ち着かない気分」と「解き放たれた気分」の書き抜き問題です。
どちらも主人公の感情をあらわしている部分ではありますが、
問いに対して、直接的なイメージを持ちやすい「解き放たれた気分」が答えでした。
問題に取り組む様子を見ていましたが、これで悩んでいる子がいました。
昨日のように、書き抜きで迷った場合は、
文章の内容を知らない人が問題と答えだけを見て
イメージがしやすい方を答えにするという手段も使えるのではないでしょうか。
さて、今日の予定です。
5年生は、小テストとプリント演習です。
6年生は、小テストと入試問題演習です。
では、今日も頑張っていきましょう。