モジャです。
最近の入試問題では、一問一答のような形式の問題は減り、
背景まで理解しているかを確認する記号選択や説明させる出題が増えています。
形として言葉を覚えるだけでは対応できなくなってきています。
こういった問題の傾向を見ると、
傾向に合わせた対策が必要であり、そのための勉強の仕方があるのではと思いたくなります。
そこで、ふと気になることがあります。
生徒を受け入れる学校側は、本当に問題形式への対応をうまくやった子が欲しいのかということです。
私立学校は、大学進学にも力を入れているところが多いはずです。
説明会に行けば、進学先や学校での指導などをアピールしているはずです。
そういった学校側からすれば、なるべく多くの賢く、意欲の高い子が欲しいのが本音のはずです。
そして、そういった子達を選抜するために試験があるのです。
ならば、その試験を突破するために必要な要素は何なのか。
本番でどのような内容が出題されるかが分からないなら、どのような問題でも対応できる本当の学力が必要です。
そして、学力を上げてくれるのは、確固とした基礎力です。
もちろん、各学校の問題には、色々と出題形式の特徴はあります。
ですが、その特徴への対応をいくらやっても、肝心の基礎がなくては歯が立ちません。
重要なのは、基礎です。
その基礎をつくるために、実際に手を動かして、自分の頭で一生懸命に考える時間が今の時期なのです。
5年生から始まり、6年生の前半、夏期講習での復習、そして、秋以降もさらに復習していきます。
5年生から数えて、最低で4周は繰り返すことになります。
テキスト以外の問題などを含めたら、もっと回数や時間は多くなります。
そして、今年は、5年生も6年生も、その時間を去年よりも増やしていきたいと思っています。
もうすぐ、春季講習が始まります。
そして、しばらくすれば、夏期講習へと続いていきます。
春季講習が終わった4月からは、5年生も補講が始まります。
今はまだ補講は開始していませんが、5年生も6年生も残りたがる子たちが出てきています。
これからも、たっぷりと楽しく勉強できる環境作りをしていきたいと思います。
今日は水曜日、5年生は社会の授業があります。
6年生は社会の解説授業は土曜日に終えているので、国語の演習をしたいと思います。
では、今日も頑張っていきましょう。